とうきょう援農ボランティア | 農家マイページ

苗木の植付け作業 (立川市)

日を追うごとに春も深まり、心華やぐ季節となった3月上旬、立川市西砂町の受入農家、石川農園にお邪魔しました。

石川農園では、露地野菜やブルーベリー栽培のほか、都内の道路や公共施設に植栽する緑化用苗木の栽培管理を行っています。
この日の援農ボランティア活動では、ベニバナトキワマンサクの苗木の植付け作業を行いました。
ベニバナトキワマンサクは、漢字では「紅花常盤満作」と書きます。4~5月頃にリボンのような長細い花弁をもつ可愛らしいピンクの花を咲かせる小高木の庭木で、街路樹や公園樹、マンションの植栽としてよく利用されます。

援農活動では、農家さんが実技指導を交えてボランティアに作業手順を説明します。
育苗ポットから苗木を取り出し、畑に30cm間隔で置かれた不織布ポットに植え替えていきます。苗木の根をよくほぐし、湿った土を被せて、軽く押さえて整えたら完成です。

この日は適宜休憩を取りながら、3時間の作業で150本ほど植付けることができました。
苗木は1000本以上あり、3月中旬まで植付け作業は続きます。相当な人手が必要となるため、ボランティアを急募しています。農作業は初めての方でも無理なく取り組むことができますので、お力添えをいただけると助かります。

石川農園では、3月下旬から「のらぼう菜」の収穫作業も始まる予定です。
午前・午後を通してご参加いただける方には、西武拝島線「西武立川駅」から農場まで送迎もしております。
援農ボランティアの皆様のご参加をお待ちしております。

【募集情報はこちら】
https://www.agrivolunteer-tokyo.jp/volunteer/recruitment/detail/42

 

【苗木生産供給事業について】
東京都農林水産振興財団では、都市緑化推進と農地保全を図ることを目的に、市街化区域内の農地を活用して苗木を生産・供給する「苗木生産供給事業」を実施しています(東京都受託事業)。
財団HP  https://www.tokyo-aff.or.jp/site/forest/1145.html